交通機関に関する許諾申請と建設について
専用軌道を持つ交通機関に関する制限事項
1. はじめに
ワールド内でのプレイヤー誘導に、鉄道線や氷ボート軌道はうってつけです。それらは新たなサーバー参加者が、既存の参加者の皆さんと交流するためにも、重要な役割を持っています。
しかし、これらの施設は、長区間に渡って景観や往来を阻害しうる建築物であり、プレイヤー同士のトラブルが起きるかもしれません。更に、使いづらい交通網は、サーバーに新たに参加するプレイヤーの障壁になりえます。 そこで、一定の建築基準を設けて、それを満たしているかを審査することで、サーバー内でのトラブルを防止し、全ての人が恩恵を享受できるようにすることが、この文書の意図となります。
2. 必須の同意事項
申請された内容、及び運営陣とのやりとりは、サーバーに参加している全てのプレイヤーに、いつでも閲覧可能な状態で公開されます。また、サーバーの広報に利用される可能性があります。
- Googleフォームの仕様上、申請時にGoogleアカウントの情報が記録されますが、これはGoogleのサービス内でのみ利用されます。我々が独自で、収集されたアカウント情報を公開、利用することはありません。
- ただし、Googleアカウント名とアイコンは、仕様上公開されてしまいます。
くれぐれも実名アカウント等での申請はお控えください。
敷設許可、営業許可が出た設備の所有者は、設備の保守を徹底しなければなりません。
延伸や、駅の移転、経路の変更などで、申請した計画に変更があった場合、タイミングに関わらず、直ちに申請内容の変更を申し出るか、再度申請をしなおして下さい。
なお、「施工規格の詳細」の項目は、運営陣との打ち合わせが必要になる為、この限りではありません。
3. 施工に関する責任者について
軌道設備の周辺設備を含む、計画に関連する設備において、サーバー内でのトラブルがあった場合、原則として施工者(設備を建築した人)に責任が発生するものとします。
計画に複数人が関わる際、代表者がすべての責任を負う形式は推奨されません。Minecraftというゲームの性質や、マルチサーバーの環境下において、すべての分野において品質の保障をすることは好ましくありません。 ワールドの公共性の観点から、計画が中途半端に放置されることは、絶対に避けねばなりません。
- 申請をする際に、どの設備を誰が建築するかを、明確に提示してください。区分はどのような単位でも構いませんが、割り当てた範囲において責任が発生することを十分に認識してください。
4. 軌道建設に関するルール
下記の項目は、運営陣によって随時チェックが入り、基準を満たさない場合は営業を許可しません。また、警告された状態で長期間放置した場合、敷設状況や許可状況に関わらず、建築物が撤去される可能性があります。
全ての段階において、「申請」の後に「承認」が必要です。「承認」がない場合は次の段階へ進むことができません。
- 特に、敷地の確保や建築、計画の宣伝行為は、許可があるまで実施してはいけません。
駅の敷地が4チャンク以上になる場合、別途で「4チャンク以上の保護」の申請が必要です。
軌道は、長さや幅に関わらず、「4チャンク以上の保護」の申請は必要ありませんが、保護はお願いします。
- 複雑な多面体もWorldGuardで保護が可能です。詳しくは、プラグイン開発元のコマンド解説等を参照してください。
- 軌道を、既存の道路等の領域に被せて建築する場合などで、保護操作が困難な場合は、この限りではありません。詳しくは、運営陣に問い合わせをお願いします。
周囲の状況に合わせながら、一定間隔で、軌道を横断するための踏切・跨線橋・地下通路などを設置してください。プレイヤーによる軌道設備の横断を妨げてはいけません。
駅や軌道を置く場所の近くに、他のプレイヤーが保護された土地が近接する場合、そのプレイヤーから承諾をもらう必要があります。
景観を気にする方もいらっしゃいます。高架等で目立った建築になる場合、8チャンクを目安に、設備が見えるエリアにある保護所有者から、承諾をもらってください。
以下の項目に全て当てはまる場合は、土地の保護所有者からの承諾が得られなくても構いません。ただし、その旨を申請時に記載してください。サーバーへの最終ログイン日の確認は、サーバーの詳細情報もしくは、
/seen <プレイヤーID>
から可能です。- サーバーへの最終ログインが1ヶ月以上前である
- Discordでの問い合わせ後、1週間以上返信や応答がない
地下に建設する場合は、地表からその直下に軌道が埋設されていることが分かるようにしてください。以下は例です。
- 地下に構造物があることを看板で掲示する
- 道路を敷設する
- 十分な大きさの建築物を置く
駅名や行先の表示は、初めてその土地に来た人に対しても分かりやすくなるよう掲示してください。
- 駅名と路線名、路線記号とナンバリングを示した看板などは、最低でも駅の入り口、乗り場にそれぞれ一つ以上を設置してください。漢字表記等が難読な場合は、よみがなを併記することをお勧めします。
- 行先は、それぞれの行先のプラットホームに対して一つ以上を設置してください。路線名も併記することをお勧めします。
土地の保護を適切に実施してください。施工者をオーナーやメンバーに指定し、flagの設定を確実に実施してください。
- 保護の情報をもとに、施工者への問い合わせが行われます。役割分担がある場合は、それに従ってオーナーやメンバーの指定をお願いします。適切な指定が行われない場合、審査時にトラブルが発生する可能性があります。
- 運営陣から適切なflag設定を指示することがあります。
駅や軌道は、適切な光量を確保することをお勧めします。
- 建築のテーマや雰囲気に合わせていただいて構いませんが、スクリーンショットを撮る際に、「何も見えない」と言うような状況は、避けていただきたいです。
建設によってその地域の景観が損なわれないように、配慮をお願いします。
- 建築の技術は要求しませんが、十分に丁寧な施工をお願いします。
※以上の内容は、運営陣との事前の協議等があり、理由が正当であると判断されると、例外的な処理を許可する場合があります。
建設の流れと申請の仕方
申請の前に
(再掲)全ての段階において、「申請」の後に「承認」が必要です。「承認」がない場合は次の段階へ進むことができません。
申請前に、このページに書かれている内容を全て確認し、申請する内容を準備してください。
建設資材の調達や作業時間の確認を入念に行ってください。
FREESERVER公式のDiscordサーバー上で、サポートチケット「軌道建設に関する申請」を発行してください。申請許可の連絡や、その後のやりとりは、全てサポートチケット内で行います。このフォームの申請前に、質問等で発行している場合は、そのままそのチケットを使用します。
- 全ての申請を送信後、必ずサポートチケット内でお知らせください。運営陣はフォームの確認を頻繁には行えませんので、放置される可能性があります。
この計画に関わる全てのプレイヤーが、「専用軌道を持つ交通機関に関する制限事項」について、内容の確認をしてください。
- 全員が内容を確認した上で、規約内容に対して質問や、提案がありましたら、DIscordのサポートチケット上でお受けいたします。
トラブルを回避するためのヒント
- 計画を立てる段階で、周りの人に話を振っておきましょう。ただし、宣伝行為とみなされる行為をしてはいけません。全体チャットで突然、「協力者募集」などと発言することは、スパム的宣伝と認識される可能性があります。
- 生活ワールドは、一人だけが自由に建築をする場所ではありません。周りに必ずプレイヤーがいることを十分に意識しましょう。
- 上記の行為は、いわゆる根回しと呼ばれる下準備にあたります。根回しが不十分だと、審査がスムーズに進まず、計画が失敗しやすくなります。
- 協力してもらう方々と会議をする際、チャンネルチャットを作成していただくと、運営陣も状況を把握しやすく、審査がスムーズに進みます。
- チームで大規模なプロジェクトを計画している場合、役割分担を明確にしておきましょう。担当者を明示しておくだけでも、運営の審査の際にスムーズになります。
申請の流れ
1. 軌道の計画
あなたがどのように鉄道を整備するつもりでいるかを、示して下さい。
一つの路線の、今後の延伸予定等を含めた計画としてください。経由地や末端部が同じ地域であったとしても、異なった複数の系統とみなせる路線は、一回では申請できません。
このフォームで申請された内容は、今後に詳細な敷設計画を立てていただく際の指針となります。
こちら(Googleフォーム)に以下の質問事項があります。必要な検討や準備が完了したら、フォームより申請の送信と、申請した旨のサポートチケットでの報告をしてください。
軌道プロジェクト名
- 申請された計画を識別するために使用します。原則として、この名前は後から変更ができません。
- 路線名としては扱われませんが、同一の名前とすることは可能です。
- 路線名の申請は、「3.軌道の営業 申請フォーム」で可能です。
路線計画図
- 俯瞰した軌道の概形や、設置したい駅など、軌道を建設する際に検討している要素を書き込んだ図を提出してください。
計画の概要
計画の詳細
- 建設する目的や、建築テーマなど、アピールすべき点を明示してください。
施工者のMinecraft ID
- 役割を分担する際は、こちらに明記してください。運営はこの情報をもとに、連絡を入れる可能性があります。
- 複数人いる場合は、一人毎に改行して入力してください。
- 団体等の関係者であれば、その情報も合わせて入力して下さい。
- この欄に載せる際は、必ず相手に確認をして下さい。
(各確認項目にチェックを入れる)
- サポートチケットを発行しましたか?
- このページの内容を全て確認しましたか?
「軌道の計画」が認可されたら
駅と軌道の予定敷地の保護が実施可能となります。 申請した計画を基に、以下の作業を実施して下さい。
- 周辺の住民との協議をし、WebMap等と照らし合わせながら、必要な敷地の保護を実施して下さい。軌道建設に関するルールを遵守して下さい。
- 施工者を、保護のオーナー、あるいはメンバーに指定してください。
作業が完了したら、「2.軌道の敷設」を申請してください。
2. 軌道の敷設
「1.軌道の計画」で申請された計画を基に、敷設のための詳細事項を示して下さい。
「一度に施工する区間」を申請してください。
「1. 軌道の計画」で示された内容に含まれていれば、各駅区間毎に分割して申請することができます。
こちら(Googleフォーム)に以下の質問事項があります。必要な検討や準備が完了したら、フォームより申請の送信と、申請した旨のサポートチケットでの報告をしてください。
路線プロジェクト名
- 「1.軌道の計画」で申請されたものと同じものを入力してください。
路線計画図(設置区間が写ったWebMapのスクリーンショット)
- 審査時に現地確認が必要なため、設置区間が写ったWebMapのスクリーンショットを加工したもの以外は受け付けられません。
- ペイントか何かで軌道ルートと駅を描画し、各駅の中心座標を書き込んで下さい。各区間で施工の規格(後述)が変わる場合は、区間ごとに補足を書き込んでください。沿線の土地所有者の了承の旨を書き込んでいただいて構いません。
周辺住民との合意に関する詳細
- 近隣の保護された土地と近接する際は、その土地の所有者に了承を得た旨を明示してください。なお、路線計画図等に書き込んでいただいても構いません。その他、軌道や駅が視界に入る範囲への配慮等が必要な場合は、適切な対応案を明示して下さい。
施工規格の詳細
- 後述する項目「施工規格に関して」の内容を、適宜記述してください。
目標とする施工期限
- 申請や調整に必要な期間を含め、十分に余裕を持った計画をお願いします。
施工規格に関して
- 単線or複線 / 高架or地上 / トロッコやボートの提供方式
等は、最低でも示していただけると幸いです。 - コマンドブロック等を利用することで何らかの利益が見込める場合は、これの利用を認め、運営が設置することが可能です。(サーバーの負荷軽減や、利用するプレイヤーの利便性向上等)。
- コマンドブロックや複雑なレッドストーン回路等を、大規模に使用したい場合は、ストラクチャーデータ等で模型の提出をお願いする場合があります。
「軌道の敷設」が認可されたら
駅と軌道の建設が実施可能となります。
申請した計画を基に、 原則として先に駅を建設してください。 申請された軌道の規模によっては、駅の建設が完了後に運営のチェックが入ってから、次の段階に進むように指示がある場合があります。
駅の建設が完了したら、軌道を建設してください。
全ての作業が完了したら、「3.軌道の敷設」を申請してください。
3.軌道の営業
「1.軌道の計画」及び「2.軌道の敷設」で申請された計画を基に、基準を満たしているかの審査を実施するため、また路線の最終的な運用に関して確認をして下さい。 また、特定の保護エリア(村など)に敷設された軌道を、一般のプレイヤーに利用可能にする際にも、このフォームで申請することができます。
「公開する交通機関としての情報」を申請してください。
名前の変更、延伸、運用系統の変更などで、ここに入力した内容に修正があった場合、再度申請し、許可を得なおすまで、新しい内容での運用は実施してはなりません。
こちら(Googleフォーム)に以下の質問事項があります。必要な検討や準備が完了したら、フォームより申請の送信と、申請した旨のサポートチケットでの報告をしてください。
申請が送信されると、ここまでの申請と、建設された軌道設備が全て審査されます。
路線プロジェクト名
- 「1.軌道の計画」で申請されたものと同じものを入力してください。特定の保護エリア(村など)に敷設された軌道の申請の場合、入力は不要です。
正式な路線名
- 固有の名前を付けてください。「リニア新幹線」等の抽象名は不可とします。
各駅の名称
- 一駅ごとに、改行して入力して下さい。ナンバリングを含みます。
(例)EX-01 海辺駅その他
- 広報の観点から、アピールしておきたいポイント等を入力して下さい。
「軌道の営業」が認可されたら
晴れて、路線の開業を宣言することができます。 なお、この記事による制約は維持されますので、ご注意ください。